男の娘の恋心は複雑です。ジェンダーレスな恋。
美術ヌードモデルで男の娘の春海です。
昨今、ジェンダーレスな雰囲気の男女が増殖中
ですが、彼ら彼女らの恋愛事情は、どういった
ものなのでしょうか。
現在、僕は、男の娘で彼氏がいます。
もちろん同性愛ということになるのですが、そ
の日常は、どうなのでしょうか。書き綴ってみ
たいと思います。
男の娘の気持ち
僕は、男性ですが、顔も身体も中性的な容姿で
す。そのままでも女性的な雰囲気。
脱いでもAカップほどのオッパイがある中性的
身体つきです。乳首や乳輪も普通の男性より大
きめ。色もコーラルピンクに薄茶色を混ぜたよ
うな綺麗な色です。ウエストのくびれや、腰か
ら脚へのラインも女性的です。
それにアンダーヘアも全処理しているので、股
間の色白の小さな包茎ペニスが可愛らしい雰囲
気を醸し出しています。
と、見た目が女性的な僕・・・
女友達にいじられて女装しているうちに、いつ
しか自分から「女性」の格好をするようになり
今では、すっかり男の娘です。
「女みたい」と言われるくらいなら「女」にな
っちゃったほうが(見た目)楽なんです。
しかし見た目は、女性でも、中身は男性のまま
です。考え方は男性なんですよね。
なりふるまいや仕草、言葉使いは、すっかり女
性の様になってしまいましたが、根本的には男
性なんですよね。
女性の格好はしても、性までは変えようとは思
わない。見た目は、女性であっても性は男性の
まま。
僕の場合、美術ヌードモデルをしているのです
が、モデルに行くと、着衣からヌードになると
結構驚かれます。
全体的に女性らしい容姿に股間には、小さく包
まれた色白の可愛い男性器。そこには違和感満
点な雰囲気が漂います。
脱ぐと、一層女みたいだけど一応男なんだとハ
ッキリ解っちゃいます。そこは、どうしようも
ない難点?となっています。
なので、ヌードモデルをする時は、一応男性モ
デルなんですが、今では、女性みたいな中性的
モデルとして認知されています。
「今日は男性モデルです」で、ジャンと僕が登
場すると「え?」という感じなので、最近では
なじみの会場では、敢えて「中性的な男性」と
か「男の娘モデル」と、言っています。
普段は、家では裸族ですが、外では、ボーイッ
シュ系の服装が多いです。たまにスカートで本
気女子の格好もするけど、まあ、どこから見て
も女性と思われてる雰囲気です。
夏場なんかは、脚が思いっきり出る服装が好き
なんですよ。
実際、声質も女性的なので、男の子だとバレた
ことは、一度もありません。
無理なく女声が自然に出せます。
仕事(美術モデル)で脱いで初めてアレの存在
を確かめてから「本当に男の子なんだ」と感心
されるくらいです。
僕自身は、男の娘でいることに、とても居心地
の良さを感じています。
女性的風貌なので「女みたい」と、言われるく
らいなら「女」になりきってしまったほうが、
案外心地いいと思っています。
通常は、男性的な思想も女性優位でなりを潜め
ていますので、感情もやや女性的になってきた
なあと思っている今日この頃です。
男の娘の恋心
僕は、見た目は完璧な女子でも心は男性のまま
です。
それも、最近は、心も男と女のハイブリットで
怪しいものですが、性的志向は、やっぱり女性
でした。
可愛い女性を見る眼差しは、いくら女の格好を
していても、そこは男性です。
女性経験もちゃんとありますし、他の記事にも
書きましたが、なんと男の娘で、レズ?も経験
済です。普通に女性のヌードを見れば勃起して
しまいます。
最近は、コロナの影響で女性とのWポーズは、
なくなりましたけど、傍らに裸の女性がいて、
それを目にすると、よほど意識しないと、股間
の小さなモノが自然に無意識に反応してしまい
ます。幸い描き手さんの目の前で勃起してしま
ったことはありませんがドキドキです。
と、性はごく普通の男の子。
しかし、男の娘をしていたせいで思わぬことか
ら彼氏が出来てしまいました。
「ヌードでデート」という記事に詳しく書いて
あります。
紆余曲折あって、今では、彼氏のことを自然に
好きと思える様になってきました。
いや、大好きといっても過言ではありません。
そこは、女性が彼氏を思う気持ちと、なんら変
わらないものです。
彼氏の為に可愛らしく振る舞ったり、そして喜
んでくれる顔を見るのが、何より嬉しい。
僕の場合は、同性に好かれてしまったのですが
世間の「男の娘」の場合、やや複雑で、同じ男
の娘から好かれたり、僕も体験しましたが女性
からレズで好かれたり、そして格好はともかく
普通通り女性に好かれたりと、多彩な組み合わ
せがあります。
自ら女性を演じている男の娘ですが、恋愛感情
は、普通に持っています。
ただ、見た目は女、性は男、中身は男という特
殊性から、恋愛に素直になれない場合がありま
す。
どうしていいのか解らないんですね。
僕の場合は、女を本気で演じていたら彼氏が出
来ちゃった。と、言う感じです。
男が好きで、同性愛になったわけじゃないんで
す。成り行きで、たまたま好きになった相手が
同性だった。そんな感じ。
正直、僕もまさか彼氏が出来るなんて思いもよ
らなかったんですから、男の娘の恋心は、複雑
です。
今は、彼氏がいる手前、自分の中の「女」で彼
を好きになっている感じです。
男の娘で、男性同性愛ってどうなの?
男の娘をしていて彼氏が出来ちゃった僕。
服を着て一緒に歩いている分には、女装をして
いるので、はたから見て、ごく普通のカップル
です。
僕は、ヌードモデルをしているという特殊な事
情で彼の要望でヌード撮影をしたのが切っ掛け
で、裸になっている成り行きから性交渉をして
しまい、瞬間湯沸かし器みたいに、ポッと恋心
に火が付いてしまいました。
付き合い初めの頃は、好きという感情も曖昧で
希薄だったのですが、彼のほうが好きで好きた
まらないといった感じでした。
僕のヌードを見つめる目線がとても熱かったの
を鮮明に覚えています。
そして、何度かヌード撮影を重ねるうちに、身
体を触れられて、そのまま僕は射精させられて
しまい、僕もどういう訳か、彼のアレをフェラ
チオ(アレを口で咥えて愛撫する)するといっ
た具合になってしまいました。
今思えばすごい展開だと思います。
それからというもの、ことあるごとに日常的に
男女が営む性交渉のように、身体を触れあいま
した。
セックスの回数が増える毎に愛情が深まってい
く感じがしてきました。
スキンシップは、愛情を育てるといいますが、
本当だと思います。
ただ、僕たちの場合は、ゲイの定番の挿入を伴
うセックスはありません。
僕が、愛撫されて、そして彼のを僕が口でイカ
せるといった具合です。ソフトなバニラセック
スです。
男同士の触れ合いですが、初めての時は、正直
違和感があったのですが、今では、女性として
触れられる感覚と同じです。
その時は、僕は「女」に徹しています(射精は
しちゃうけどね)
彼氏も、僕の扱いは、キスや胸の愛撫は、まる
で女性を扱う様です。特に乳首の扱いは絶品で
す。本当に女性を扱う様な感じです。
一番敏感な乳首をいじられて、身もだえしなが
ら女性的な声で喘ぎ声を漏らす姿は女性そのも
のです。
唯一女性と違うのは僕のアソコの扱い方。それ
以外は、全般的に女性に対する接し方と遜色あ
りません。
僕が、彼の大事な部分を口で愛撫するのは、女
性でもすることなので、なんら女性と変わりあ
りません。
なので、同性というだけで、僕が女、彼氏が男
という立ち位置が出来ています。
脱いでも女性的な僕ならではの雰囲気がそうさ
せるのかもしれません。
胸を揉まれている時は、女性そのものな感じ。
そして、僕は、喘ぎ声や身の捩じらせ方も、と
ても女性的です。演技抜きに自然にそうなっち
ゃうんですね。
初めての時は、タブーを犯してしまったと思っ
ていましたが、慣れてくると男同士という感覚
は、希薄になってきました。
僕が、女になりきっているからでしょうか。
たぶん、僕の中の「女」がそうさせているので
しょう。
イメージで、男性の同性愛を毛嫌いしていた僕
ですが、今では、彼とセックスをしてから彼が
やりたそうにしていると、僕自身も「早くセッ
クスしたい」と思う様になり大切な掛け替えの
ない日常になってしまいました。
やはり、男女問わず、身体の触れ合いは、愛を
深め互いを認め合う大事な儀式みたいなものな
んですね。
好きな人が居るのって幸せ
男であれ女であれ、また同性であれ、好きな人
が居るというのは、素晴らしいことです。
好きな人が居るだけで心が落ち着きます。
それは、普通の男女の恋愛と変わりません。
僕も、街で彼氏に寄り添って歩くだけでも幸せ
な気持ちに自然となります。
最近では、巣篭りで、彼の家でオウチデートな
んですが、彼の要望で、僕の日常である裸族を
彼の家で実践しています。
もちろん、彼は大喜びです。
ヌードモデルをして見つめられるのとは、また
ちがった感覚です。恥ずかしさも多少あります
けど、彼に「見て」という気持ちもあります。
最近では彼氏も裸族の仲間入り。二人で裸族生
活です。
ただ、難点は、彼のアレが勃っぱなし。いつも
元気なんです。まあ、それは、僕が裸でいる限
り仕方ないんですけどね。
料理をする時、僕は商売道具の裸体に傷をつけ
ない様にエプロンをするのですが、裸にエプロ
ンって、全裸よりエッチな感じで、彼氏は、そ
んな僕の姿にドキドキしているみたいです。
彼は、IT関係の仕事を在宅でしているので、
家に居ることが多く、休みも自由に自分で決め
られます。
その点では、僕も似たようなものです。
なので、僕がヌードモデルの仕事が無い日は、
彼氏の家で裸のまま掃除、洗濯、料理と半同棲
生活をしています。
そんな訳で、空いている一部屋は、撮影室兼、
僕の洋服置き場です。
たまに、僕のブラジャーや下着を干しているの
を興味深く見ている様子が、なんとも可愛かっ
たりします。
寝るのは、彼のベットで一緒に寝ています。
彼は、日常的に僕の在りのままの姿を見れる事
を嬉しく思っているみたいです。
僕も、そうした彼の視線が心地よく感じられて
います。好きな人に見つめられるのって、すご
く気持ちいい。
ただ、裸で居る僕が原因なんでしょうけど、し
ょっちゅう身体に触れられるのでセックスの回
数が増えてしまうのがたまにきず。なのか?
まあ、それも良しと思っています。
精力旺盛で絶倫の彼を満足させられますし、僕
も彼の出す精液を頂けるので、美容にも効果的
で一石二鳥です。
彼の出す濃厚な精液は、今では密かに好きなも
のの一つになっています。
アナルセックスをしない(したくない)ので、
オーラルセックスは、僕と彼をつなぐ大事な行
為になっています。
彼もとくに挿入を求めている訳じゃありません
ので、不満は無いようです。
僕は、自分のアレをいじってもらうのも好きな
んですが、彼のアレを口で愛撫するほうが好き
です。奉仕的なんです。
初めての時は、超ドキドキものでしたけど、今
では、彼のアレは大好き。勃起して立派になっ
た彼のアレを見ると、ときめいてしまいます。
飲精は、身体や精神面に何らかの効果があると
聞きましたが、確かに効果を感じています。
おかげで、女性ホルモン優位で、身体つきや肌
具合がとても良いコンディションです。
そのあたりのことは、次回の記事にでもしてみ
たいと思います。
セックスの後に彼に抱かれて、うっとりするの
は、とても心地よい感覚です。
肌の触れ合いは、脳の健康にも良いとされてい
ます。そのせいか、心がとても安定している気
分がします。
女性が「彼氏が出来ると綺麗になる」は、まん
ざらウソじゃないんですね。
お互いを尊重するのが大事
彼氏の唯一の悩みであり自慢でもあるのが、僕
が美術ヌードモデルだということです。
彼の前でも裸だったり、写真撮影のモデルをす
る僕ですが、人前で裸になる仕事をしているの
で、彼の独占欲に火を付けます。
ただ、僕の珍しい中性的なヌードを事実上完全
独占しているのは彼なので、そこは、優越感の
ほうが強いみたいです。
でも、その僕のヌードを大勢の人がジッと見つ
めているのは、ちょっと気がかりな様です。
それでも、誰もが簡単にできない仕事をしてい
るし、たまにヌードモデルをやってあげている
ので、そのプロのモデル意識は、尊敬している
みたいです。
彼女がヌードモデルだったら?やはり、男は、
ちょっと嫉妬してしまいますよね。
そりゃあ、彼女?のヌードは、自分のモノ。
独占したい気持ちは、よく解ります。
でも、僕も、プロとして半分、お金のためでも
あるけど、芸術のために需要がある限りやめら
れません。年齢的にもある程度制約があるので
続けられる限りやってみたいと思っています。
そこは、彼とよく話し合って「続けていい」と
言ってくれましたし、逆に凄い立派な仕事だか
ら素晴らしいと言ってくれました。
彼の一言で、今まで人前で脱ぐ仕事に、ちょっ
と不安を感じていたのですが、自信を持てた気
がします。
僕も、彼の仕事や人格を高く評価し尊敬してい
ます。
プログラムの仕事って格好イイ。
そして、彼の真面目でちょっとオチャメな性格
もすごく気に入っています。
仕事中の彼は、すごく集中していて素敵!
ジ~ンときちゃいます。
だから、彼が仕事をしている時は、気が散らな
いように敢えて服を着る様にしています。
だって、裸で僕がウロウロしていたらセックス
好きな彼ですから、仕事に集中できないじゃな
いですか。
そのあたりは、TPOをわきまえています。
そして、彼の紳士的な「女性」(注・僕は男で
すが)に対する振る舞いや優しさには、いつも
感激しています。
それを受け止める様に、僕も「女性」の部分を
磨くことに余念がありません。
可愛いと思われて甘えてばかりもいられないの
で、女性らしさを極め、彼の好きなセックスで
も気持ちよくさせる技を日々磨いています。
そして、自分のボディーメンテにも一際力が入
ります。彼の好みになれるように体型を維持し
つつ進化させるために胸や乳腺のマッサージに
余念がありません。
二人が愛し合っている時が、僕は一番好きな時
間です。互いに大事に触れ合いながら愛を確か
めている。そんな感じです。
恋愛は、お互いに認め合うことが大事。
自分の都合だけを押し付けたらダメなんですよ
ね。そこは、普通の男女の恋愛にも共通するは
ずです。
女性のみなさん男性に甘えきっていませんか?
彼の為に自分磨きを心も身体も怠ってはいけま
せんよ。
まとめ
男の娘をしていて、男性が僕を好きになる。
見た目重視ですから、あり得ない話ではありま
せん。
実際、彼は、初め僕を「女」だと勘違いしてい
ました。でも、僕が男だと知っても気持ちは変
わらなかったみたいです。
恋愛は、見た目から入る。
最初の数秒が勝負だといいますが、僕も今にし
て思えば、そうかなと思います。
結局、同性愛カップルになってしまった僕です
が、後悔はしていません。
むしろ、彼との愛情は深まる一方です。
意外といえば意外です。
まさか、僕が同性愛に、はまるとは、今でも不
思議な感覚です。そこには、心も女性化しつつ
ある僕の心理が働いているのかもしれません。
自前の女性ホルモンのなせる業か・・・
複雑に思える男の娘ですが「好き」という感情
は、男女問わず合ってもおかしくない。
そんな感じです。
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