フェミニン男子が女装して相席屋さんに行ってみた
女子だとタダで飲み食いできて、黙っていても
男が寄ってくるスポットがあります。
「うん知ってるよ」という女子もいるとは思い
ますが、いわゆる相席屋さんという飲食店です
(店名が相席屋というのがあるので、ここでは
相席屋さんと呼びます)基本的に女子は無料!
う~ん、なんだかメチャ男女格差を感じてしま
う男の僕。
今回は、いつもの女友達に紛れて女装して潜入
レポートをしてみました。
尚、女装は申告して許可を頂いておりますが、
念のためお店の雰囲気などはボカした表現にし
ています。
では、僕の女装がどこまで通用するのか、お楽
しみください。
相席屋さんの仕組み
一口に「相席」といっても、居酒屋風から高級
なバーラウンジ風と色々とあります。
多くは、店員が男子の希望に合わせて待機して
いる女子をセッティングしてもらったりと、簡
単に言うと即席で合コンを取り繕ってもらうシ
ステムです。
気に入らなければ、女の子のチェンジも可能で
す(女子側も可能な店もあります)
ここでは、男性が堂々と女性を品定めできると
いうシチュエーションとなります。
こうしたお店の最大の特徴は、女性が無料だと
いう事です。最初だけ女性も少額のチャージ料
や飲み物代を取るお店もありますけど、概ねタ
ダだと思って間違いありません。
(メニューによって別料金もあります)
しかし、基本女性だとタダ飯にありつける!
実際、出会いよりもそっち目当ての女性も居る
らしく、男性としてはソコの見極めが攻略の決
め手なのかなと思います。
男性の料金は、高いのか安いのか
こうしたお店の多くは、相席開始と同時に料金
が発生します。多くは最初の30分が1500
円程度で、10分延長毎に500円程度です。
(週末は若干高くなるケースもあり)
店にもよりますけど、飲み食いの大半は、そう
した料金に含まれているので、そう考えるとメ
チャクチャ高いという事はありません。
1時間お話ししたら3000円程度なので、通
常の居酒屋合コンに比べてそれほど高いという
ことはありません。
バーラウンジタイプでは、居酒屋タイプに比べ
料金もお高めになっていますけど、普通のバー
で飲み食いするのを考えるとけっこうリーズナ
ブルな設定です。
料理もけっこう美味しいので、タダ飯狙いなら
500円ほど最初に払うけどラウンジタイプの
ほうがいいかも。
どちらにせよ、料金は男性側が支払う仕組みな
のですが、アトランダムな出会いの場という要
素を考えると、高くは無い。というのが僕の感
想です。
まあ、金銭感覚は人それぞれなので、延長料金
を気にしながら延長するかチェンジするかと、
せかせか心の中で葛藤する人もいるかもしれま
せんが、女性には失礼ですが当たり外れを楽し
む余裕があってもいいのではと思います。
チェンジのタイミング
そうはいっても、タイムイズマネー。気の合わ
ない子や好みじゃない女の子にタダメシ食わせ
る無駄な金は使いたくない。というのも男の正
直な気持ち。
大抵のお店は、相席開始から30分はチェンジ
ができないそうです。
チェンジは「ちょっとトイレ」とか飲み食いセ
ルフの場合は「何か持ってくるね」と離席した
時に店員に席替えを希望すると、待機中の女性
が居れば叶えてくれます。
ただ、女性はそういう気配に敏感なので、あま
り早めの行動は失礼になり気まずい雰囲気の中
30分を我慢しないといけなくなります。
しか~し。こりゃ絶対チェンジやわと思った時
は、積極的に「何食べる~持ってくるよ」と気
が利くフリをして早めの行動が、ムダ金を防ぐ
方法となります。
延長しようかどうか、微妙に悩む場合は、20
分というのが目安。ただ、待機している女子が
居なければなし崩しに延長・・・という事も。
時間的制約の中で、女性の値踏みから様々な駆
け引きと大忙し。それも、こうしたお店では、
楽しみの一つと割り切ってみてはいかがでしょ
うか。
と、男性主導で女性が選ばれる感じですが、女
性の側も「この人達イヤやわ」と思ったらチェ
ンジ可能なので安心してください。
チェンジの際は、店員さんがそれなり気を使っ
て席替えを促してくれますが、一期一会とはい
えお互い気遣いはしましょうね。
意外と女性が余っている?
相席やさんによっては、お店のリアルタイムの
情報がネットで見られるとこがあります。
男性何人、女性何人といった情報なのですが、
何気なく観察していると、女性の方が多いケー
スが見受けられました。
やはり女性無料という効果は絶大みたい。
ふと、こんなんでお店は大丈夫なのかなと思っ
たりします。
でも成り立っているということは、男性がいか
にお金をつぎ込んでいるかということなんでし
ょうね。
それとも、お目当ての女性とマッチングするの
が、けっこう難しいという事でしょうか。
いずれにせよ、街でナンパしたり、合コンのセ
ッティングをする手間を考えれば、相席屋さん
の存在は、お手軽な出会いの場としては、アリ
なのではと思います。
タダメシという餌?で女の子を集める仕組みを
考えた人は凄いと思います。
女装して相席屋さんに潜入

こんな恰好で相席屋さんに行ってみました(イメージイラスト)
さて、いよいよ本題です。
この日は、いつも一緒に行動している女性友達
2名と同伴です。
多くの相席屋さんは、一人では入れません。2
~3人で行くのがベストです(ラウンジタイプ
は一人でもOKもあります)
今回は、念入りに女に化けてみました。
肩の出たニットにミニスカートとロングブーツ
といういでたち。メイクもばっちりです。
髪は、地毛を活かしてエクステをプラスした自
然なショートヘアー。
ほぼイラストのイメージ通りです。
これまで女装は何回かしてきましたが、初のミ
ニスカートです。脚には自信がありますけど、
女子感溢れる装いに思わず気分は女子です。
自分でも「おおっ」と思える変身ぶり。
街を3人で歩いていても違和感はありません。
女装も回数を重ねる毎にレベルアップして、自
分でも楽しめる域に入ってきました。
これまで、様々なレディースデーに潜入調査を
仕掛けてきたのですが、100%スルー。
自己申告するまで気が付かれた事はありません
でした。
「そのままスルーしちゃえば」と友人の小悪魔
的囁きに心が揺れ動くのですが、僕としては良
心の声に従って自己申告しちゃいます。
でも、ほとんど「えっウソ!」と驚かれますが
いいですよってご利益に預かってきました。
さ~て。今回はどうでしょうか。
潜入するお店はガヤガヤ系の居酒屋タイプ。
ラウンジタイプは、男として行った事があるけ
ど敷居が高そうなのでパスしました。
女三人(一名女装)で受け付け。
ここで店員さんは別段怪しむ風はありません。
身分証明書を見せても・・・スルーです。
女でも通る名前と、昨年免許を更新した時にシ
ョートカットの髪形にしたので、身分証明書で
もばれません。
もっとも免許には性別表記が無いので、女っぽ
い名前と女性的な髪型の写真だと判別が付きま
せん。
見た目はOKの様です。とりあえず第一の関門
は通過です。
一応自己申告しておきました
平日という事もあり、待ち時間も無く入店。店
内も空いては居ないけど混んでもいません。
取敢えず飲み物を頼んで乾杯。
そして、後で揉めない様に早い段階で店員さん
に耳打ちする様に「実は僕、男なんですけど」
と早速自己申告です。
「えっ?」と僕を見ながら「ぜんぜんわかんな
いですよ」と驚く様子。
退場なのか、それとも男性料金なのか。
「OKです。一応男性のお客様には、女装した
綺麗な男の娘さん1名居ると伝えます」
「え、タダでいいんですか?」
「一応・・・女性として扱います。」
おお~神対応でございます(感謝)
「案外、うけるかもしれませんね。」
と、店員さんは笑顔で席を離れました。
以外や意外。女装クリアです。
ただ、これをする場合、絶対ばれないくらいの
相当なレベルが必要なのではと思います。
相席開始です。
ほどなく、まだ最初に頼んだビールも飲みかけ
の段階でお呼ばれです。
「えっ、マジ?誰が女装なの?」
お相手の男性が、店員から告げられた時に、綺
麗な男の娘が居ると聞いて面白そうと選んでく
れた場馴れ若い男性2人組です。
「初めまして○○です。」
先手を打って、得意の女声で挨拶。
これが、バレないんだな~
背の高さで疑っていた感じが、声で(?)
3人を見ながら疑心暗鬼の様子。
「さて、問題。この中で男は誰でしょう。」
友人二人も挨拶した後、間髪入れずに続けざま
にクエスチョン。
僕は、わざと脚を組んでミニスカから見える自
慢の太腿を強調して女子オーラー漂わせます。
ほかの二人も合わせた格好なので、僕だけ浮く
ことはありません。
見てる見てる。女性の気持ちが痛いほどわかる
なあと思いました、
背が高いというハンデも、友人1名は、僕と同
じくらいの背高女子なので、絞り込むのは難し
い様です。
そして、正体がばれないまま和やかな雰囲気で
おしゃべりタイム。
しかし、友人二人は、見た目はいいけど、気が
強くひとクセあるタイプの女子。会話は、男子
ペース。一人、僕が男子のお相手役として調子
を合わせてしゃべります。
長年女子会などに参加しているので、それなり
の女子っぽいトークはお手の物です。
1回目のチェンジです
「結局、男だれ?」と言われて「は~い」と手
を上げる僕。
「マジかよ~俺この子でいいや。」
と、冗談めかしてお褒め頂く。
LINEの交換を求められますが、後々面倒な
のでモデルをしている時に使っているGmailの
アドレスで逃げておきます。
やがて、店員さんがやってきてチェンジの様子
です。
この男性達、女装が一名いたというのに意外と
上機嫌「また会おうね」と笑顔で席替えとあい
なりました。
実は、このチェンジ、女性側のもの。
レポートなので、少しでも体験しておこうとの
企みです。
この日は、思ったより女性が少ないせいか、す
ぐに違うグループと相席になりました。
一組目と同じく、誰が女装しているのかで、異
様な盛り上がり。普段は、おとなしい女友達も
この日は、2組目で慣れてきたのか、けっこう
しゃべっていたので、気が付くと早くも延長タ
イムです。
まさかの二次会へ
通常と違う女装した男子が乱入という奇妙なシ
チュエーションが功を奏したのか、延長になっ
たのに気が付いた時、男子の側から「これから
別な店で飲もう」とお誘いを受けました。
念のため言うと、これは僕がどうのというより
本物女子二名のレベルの高さにもあります。
僕は刺身のツマのようなものです。
しかし、女装した僕にも興味津々な御様子。
ちょっと複雑な気分です。
もうちょっと、相席を楽しんでみたかったので
すが、女装ということもあり、なんだかお店に
申し訳ないかったので、ここで退出することに
しました。
相席自体は、あまり楽しめなかったのですが、
相席本来の目的である二次会→親密にという目
的は果たせたのかな。
相席屋さんは、食べ物は美味くも不味くもとい
った感じだったので、二次会は、魚の美味しい
居酒屋さんでした。
二次会は、意外な盛上り。相席屋さんのような
時間の縛りがないので、寛いだ雰囲気の中で会
話を楽しむことができました。
ここでは、一応割り勘ということにしようとし
たのですが、女子1000円でいいよと、男子
のご厚意。僕は?と聞くと女子と同じでOK。
ふむ。女装というのも悪くないですね。
値踏みされる女子の気持ち
今回の取材では、ちょっと時間が足りなかった
ので、多くの男性の意見は得られなかったので
すが、たとえ二組とはいえ、限られた時間の中
で女性を値踏みする男子の熱い視線を感じる事
ができました。
なんだかくすぐったい様な、まとわりつく様な
視線。モデルをしている時に味わう視線とは、
全く違う「獲物を求める男の目線」です。
ああ、女性っていつもこうやって男から見られ
ているんだなと思うと、女をやるのも大変なん
だと感じました。
それに、一名は女装した男子なんですから、く
じ引き的なゲーム感覚もあって、妙な盛り上が
りになってしまいました。
女性に化けて思ったのは、男性は、女性が思う
以上に「見た目」を重視するという事です。
1.見た目
2.性格
僕自身、一応男なので、これは間違いないと思
います。相席屋さんなのどのお手軽な出会いの
場では、より見た目が重要。
二組目の男子には「誰が男か」クイズ、二次会
まで持ち越したので、申告した瞬間「え~マジ
でイイなと思っていたのに・・・」と、ショッ
クを隠せない男子のリアクションに、気合を入
れて化けた僕もチョット満足です。
と、言う具合に自分で言うのもなんですが、見
た目が良ければ「男の娘」すら選択対象に入っ
てしまう男の習性。面白いですね。
これから相席屋さんに行ってみようという女子
は、服装もメイクも気合を入れて行ったほうが
男性の気を惹けるかもしれません。
「見た目重視」選ばれる側になってみると、け
っこうドキドキするものですね。
まとめ
相席屋さんというのは、出会いを求めている男
性には、とてもコスパが良い仕組みです。
多少の話術は必要ですけど、女性を選べるとい
うのは、日常なかなか無い事。
また、女性のほうでも無料で多くの男性との出
会いが出来るので、取敢えず友達作りから入る
なら絶好の場所ではないでしょうか。
後日談なのですが、相席で会ったある男性から
メールを頂き、また女装で会いませんかと、お
誘いを受けました。
ね、女装でも出会いがあるんですよ。
ん?で、どうなったか?そこは、また別な機会
に触れてたいと思います。
今回の潜入取材は、女装して入れるかだったの
ですが、みごと成功です。
(注)今回は申告もしてOKを取ってありますが
全てのケースで認められるとは限りません。
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