女として見られるのが嫌?こじらせ女子の真相

表題1

女心と秋の空といいますが、女性の気持ちを男
が受け止めるのは難しいですよね。

僕は、見た目が女性的でも中身は男性なので複
雑な女心を完全に理解はできませんが、女性の
気持ちをより身近に感じてみようと見た目だけ
でも近づいて女性の中に溶け込んでみようとい
う企画です。

フェミニン男子が女になりきり
「おんなごころ」を深堀する

第1回目
「こじらせ女子」

 

プロローグ

中性的な容姿のせいか女性との敷居が低いとい
う恵まれた僕ですが、どうも「男」として扱わ
れていないのでは!という気もします。

自分では女子力をアピールしたい訳じゃないの
ですが、リクエストに応じているうちに最近女
子力がアップ。自分でもジェンダーの境がとて
も曖昧な感じです。
下の以前書いた記事を見ていただければ雰囲気
が伝わるかと思います。
1:「中性的な男性は女顔」
2:「本気で女装するとバレない!?」

声質も電話だと時々、女と間違われる事も。
少し意識すると宇多田ヒカル系の声(話声)に
なるので、女装しちゃえば気付かれる事はあり
ません。

以前も記事の中で、女子会などにさり気なく溶
け込んでいると書きましたけど、近頃はさり気
ないどころか完全に溶け込んでいることも。
ボーイッシュコーデで女友達とドライブなぞ行
くと、皆さん女丸出し。シャイな僕は思わず赤
面するほどです。
僕はたぶん、リアルな女子の世界を覗いている
数少ない男性の一人ではないでしょうか。

そこで、男女の狭間に生きている中性的なポジ
ションを活かして両方の視点から現代の男女関
係について掘り下げてみようと思ったのがこの
「フェミニン男子が女になりきりおんなごころ
を掘り下げる」という企画です。

今回は、自称「こじらせ女子」二人に密着取材
をしてみました。
僕から見て顔面偏差値もスタイルも悪くない女
子なんですが「私かわいくない」が口癖。中性
的な僕をリアル二次元の世界で鑑賞している典
型的なオタク系女子です。

では、僕も気合を入れて女装して、女三人?で
某港町までドライブに出発です。

 

こじらせ女子なるもの

女性隠れる

女性は女性に厳しい。そう感じたのは、こじら
せ女子について検索した感想です。

どちらかというとネガティブなイメージ。
ブサイク・ネガティブ・強情の三点セットみた
いに語られています。
「かわいくない」「かわいくなれない」が口癖
で、自分を常に卑下するそうです。

しかし、男性の目から見ると、ほとんどの場合
本人が思うほど悪くはない。ルックスについて
は、ごく普通の女子だと思います。

今回同行した女子は、見た目に関しては、男か
ら見て高レベ
ルなほうです。

僕は、サバサバした男っぽい女子に見えるよう
に、ショートパンツ以外は女子力控えめで限り
なくノーメークに近いナチュラルメイクで二人
の引き立て役に徹したので、男子目線から見た
ら明らかに勝負あった!です(女子がですよ)

ところが、真っ先に口から出たのは・・・
「なんだか○○君のほうが女子力高いな。」
「女から見ても私より全然可愛い。」

ん?これが「こじらせ」の片鱗かな?

僕が二人を逆に褒めてもお世辞くらいにしか受
け取っていない感じです。

二人には、まだ密着取材とは言っていません。
恐らく在りのままの言葉だと思います。

「私けっこう気合入れて超ミニ履いてきたけど
・・・○○君、あっ○○チャン、腰の位置高く
て脚細くてイイな~それに、なんでほとんどス
ッピンなのに・・・ちょっとショック」

女性の話をそのまま文章にするのって大変だけ
ど、なんとなくイメージできますか?

対象が本物の女性ではないので悪意は感じない
けど「自分より~」つまり自分の方がイケてな
いというニュアンスが伝わってきます。

「こじらせ」とは違うけど、これが女子同士の
場合だとニュアンスが変わってきます。
*男子のために解説:女子が女子を褒める場合
は、本心では褒めていない場合が多い。

 

見られるのが嫌?

目線

こじらせ女子は、視線をとても気にします。

「何?あの人、こっち見てんのよ。」

と、いうやつですね。

男性側の目線を明かすと、気になる異性がいれ
ば見ます。間違いなく。
それは、もう本能ですからしょうがない。
ですが、全部の異性を意欲的に見てるわけじゃ
ありません。その他は、なんとなく。視界に入
っただけということも。

失礼しちゃう!でも、それが本音だと思う。
僕だって、可愛い子や綺麗なお姉さん(後者の
ほうが興味ある)が目の前を通れば、確実に見
ていると思います。
流石にワザとらしく目で追う様な事はしません
けどチラッと見ちゃいますね。
ただ、僕の場合その視線を女性がキャッチして
いる事を知っているので、ドキドキしながら出
来るだけ自然体で流します。

こじらせ女子は、男性の「異性を見る視線」を
極度に嫌がります。

僕自身、女装してみて実感。男って、ほんと女
子を見ているなあって。
実は男だよ~と内心面白がっているけど、これ
は確かに女子の気持ち分かります。

車を駐車場に置いて、某港町の繁華街に入ると
様々な人が所狭しと行き交います。

今回三人は、僕を含め全員生脚で露出が高いル
ックスです。まあ、男の視覚センサーは確実に
キャッチしているはずです。
僕に言わせれば、見せるから見られる。嫌なら
見せなきゃイイのでは・・・まあ、それも女心
の妙というものです。

 

男の視線と女の視線の違い

女装も回数を重ねると堂に入ってくるというか
自然に見える様になるけど、何度やっても慣れ
ません。まるで異空間に投げ込まれた感じ。
「僕、いれかわっとる!」
ひとつだけ、女装は自分の意思じゃなくリクエ
ストです。化けさせてキャッキャ喜ぶ女子の為
なので悪しからず(最近楽しんでる気もする)

おっと、女装の話じゃありません。
話を街の雑踏に戻します。

街角でアツアツの大きな豚饅を頬張りながら人
間観察。女子同士のグループ。カップル。男子
のグループ。ポツンと一人。親子連れ。

男子の視線は、自分も男子なので予想がつく
範囲。見てる、見てるとビシバシ感じます。
生脚露出指数に比例して視線が強くなる。
見られる側になってみると複雑な気分です。
(確かにコイツ騙されてやんのと心の中で楽し
んでいる面もある)

ところが、女性の視線は・・・
もやっとした気配の様な不思議な感触。
さり気ないけど女性も見てる気がすす。
しかし、確かに見ている気がするけど、男性の
ようなストレートな「視線」じゃない。

女性が女性を見る視線には敵意を感じる。

うわっ、ゴ、ゴメンナサイ。
思わず調子に乗って女装した事を後悔しそう。
特に年齢が上がると、対抗意識から明らかに敵
意に変化していくのは怖いものです。

これ、男だからそう思うの?

 

人目が気になるのは、他人を自分も見ているから。

覗きねこ

「ねえ、やっぱ今日の恰好、目立つ?」
連れの女子がボソッと言った。

どうも人目が気になるようだ。僕のせいかなと
思い「ばれたかな」と聞いたけど、そうではな
さそうだ(それも、それだが・・・)

聞くと、男性の視線らしい。
「ほら、あそこの男。こっち見てるよ。」
見れば、同じく三人組の男性。恰好は真面目そ
うでルックスもまずまずだ。

僕は何とも思わないけど、女子の場合、男性の
視線は気になるのだろう。

他にも「あのオジサン見てる。キモイ」だとか
枚挙に暇がない。
そして、同性に対しても、あの子がどうだとか
よく観察しています。思わず取材根性でメモを
取りたくなる衝動に駆られます。
無頓着な僕からは、よく見ているなあと感心し
てしまいます。

そして気が付きました。
同性に対してのケースですけど、自分が上回っ
ている時の少し辛辣な口調。

こじらせ女子は常に自分と他人を比較している

これは、こじらせ女子がというより、女性には
その様な傾向がある様な気がします。

恐らく、自分を見られていると感じる時、自分
がそうしている様に、自分を比較されていると
感じているのではないでしょうか。

そして異性の視線には「値踏み」されている様
な気分なのかなと思います。

それにしても、男性の視野は狭く、女性は広い
といいますが、僅かなすれ違いの瞬間ですら様
々なものを捉えている女性は凄い!
僕は、彼女たちの情報量の半分も得られてない
ので会話についていくより聞くので精一杯。
いや、なかなか女子になりきるというのも大変
な事でございます。

 

こじらせ女子の恋愛観

人影ハート

雑踏を少し離れて海辺の公園なぞに足を運びな
がら女子トークに付き合います。
男の話も普通に出てきます。理想像的な内容に
は思わず身を乗り出してしまいます。

こじらせ系の概念に「理想が高い」というのが
あるそうです。理想と現実のギャップというや
つですね。

ただ、それは「こじらせ女子」に限らず男子に
もあるし程度の問題かなと思いますね。ただし
こじらせ女子の場合、完璧主義の度合いが極め
て強いという事なのかなと思いました。

ものは試しに海辺の公園を歩いている男性を
「あの人どう?」と聞いてみます。
彼女たちの好み(BL系美少年)とは程遠いけ
ど、男の僕から見ても、まあ悪くないルックス
の男性です(実は、先ほど街で見ていた男性)
リアル系なら全然問題ない所か、僕が女性なら
彼氏にしても問題なさそうな見た目。

「まあ、悪くないけど・・・私なんか無理ね。
だいたい、接点ないし。」
「そうね。周りにそういう人居ないもんね。」

キタッ。これやねん。
現実空間より仮想空間に生きているみたいな、
この感覚です。

彼女たちの会話には何度も参加しているので多
少は好みとか恋愛観は聞いているけど、やや現
実離れした方に傾いている様です。

目の前に獲物がいても、行動に移せない。

ただ、男子世界も似たようなものですが・・・

恋のキューピットになって実験

恋のキューピット

奥ゆかしい女性。いい響きですが、人間世界で
は、女性がアピールしないと、近頃の草食系の
男性は見向きもしませんよ。

メンヘラ(かまってちゃん)系の様な極端なア
ピールじゃなくても、女らしさで男を惹きつけ
ないと男性のスイッチが入りません。特に奥手
な男性なら尚更です。

先ほど、視線が気になると書きましたけど、
られるというのは、女として認識された証しと
みれば素晴らしいことです。見向きもされない
よりは、肯定的な、めでたい要素です。

先ほどの場面に戻ります。

僕「あの右端の人。いいんじゃない?」
A「う~ん、悪くないけどね。」
僕「金持ちそうだよ。」

僕は、身なりからプラス材料をトッピングして
彼女達の好奇心を刺激してみます。
たぶん、いいとこの坊ちゃんかな。成金ではな
さそうな気がします。

僕は、さり気なく船の写真を撮りながら彼らに
接近します。彼女達は、少し離れたところから
(何してんねん?)という顔で見ています。
間もなく、彼らに近づくと海を見ながら気さく
に話しこんでいます(そう見えている)
やがて、○○は、小走りに私たちに駆け寄って
くると、無邪気な笑顔で、
「お兄さんたちが、お昼いっしょにって!」

おお、急に神視点になっとる。

逆ナン成功です。ホントかよと思いますが、実
は、かなり前から脈ありオーラ確信しての結果
なので大したことじゃないです。
(駐車場を出る時に入ってきたのを目撃。ドイ
ツ車ではない欧州車。品のある服装。街で最初
の目撃から、なぜか時折遭遇し、一旦離れた場
所で再遭遇。ま、普通脈ありと思うよな)

男子としてナンパした経験も活かして、逆に誘
うというのは実に興味深い体験です。

【豆知識】

偶然と言えば偶然ですが、出会いなんてこんな
ものです。ほんの少しの行動力と注意力があれ
ば、ナンパは男女問わずできます。女子の場合
は、僕の様に行動しなくても女子力オーラとい
う武器でさり気なく距離を詰めれば後は男性の
方から引っかかってきます。

 

やはり、こじれている

迷路

さて、お膳立てはしました。
普段から二人とも、彼氏欲しいて、散々言うて
たやないか。しかも上物でっせ。

海辺の公園から繁華街に戻りつつ二人を見ると
緊張気味です。しかし、男性組の二名は話し上
手なのか緊張を解して和やかムード。

僕は、わざと活発な女子を演じているので確実
に、二名の本物女子の方が格上です。
(実際、二人とも可愛いと思う)
直感では、仮称A子は、男性三人のうち一番イ
ケメンに気に入られている。B子は、はっきり
しないが、奥手そうな男子一名が気にしている
感じ。僕は、遊ぶだけならこの子チョロイと思
われているフシ(自虐やな・・・)

さっそく込み合う前にランチタイムです。
手際よく予約しているあたりも好印象。
案の定、まあ高そうなお店。もちろん女子には
驕りだそうです。男性三人で割り勘などと言う
あたりにも好感持てます。

さあ、絶好のシチュエーション。お二人さん。
やや緊張気味ながら、男性の2名は、話し上手
だったので和やかな時が流れる。

ナンパとか逆ナンとか、いきなりでは~と思う
かもしれませんが、出会いは、いつ何時現れる
か分かりません。

 

こじらせているとチャンスを逃す

自分が女なら、取敢えず仲良くしちゃう。
付き合うとか好きとかは後での話です。
しかし・・・

食事も中盤過ぎ「ねえ、彼氏とかいるの?」と
一番チャラそうな男性が、軽そうに見える僕に
聞いてきた。本命をずらすあたり、中々の手練
れである。

「残念だけど《私は》いるんだ。」
本気にされても困るので僕は逃げを打っておき
ますが「私は」と念を押しておきます。

三人の目線が僕でないのは気づいていたので、
僕が、そう答えたとしても問題ないと読んでい
た(女としてなら悲しいけど)

そこで、次は、誰かが二人に聞くはず。
実は、逆ナン時点で事前情報はお知らせ済み。
ところが、先手を打って二人が言ったのは、

「ごめんなさい、私も。」×2

(にゃに~!)

気まずい雰囲気(こじらすな~!!)
そうなんだ残念だなと笑顔で対応してくれてい
るけど、男の僕には気がつきました。
(二人、面倒そうだと思われたな)

この間合い解りますか?

気になる場合、ダメもとでセカンドチャンスを
考えるものですが、あっさり引き下がるあたり
を見ると「こじらせ女子」勘付かれたかも。
(なれた男子は、案外気付くんですよね~)

場の空気に気づいたか偶然か、二人が連れだっ
てトイレに行っている間、僕はフォローです。
「二人とも奥ゆかしくて・・・」
「ま、しょうがないです。」
と、さり気なくボーイに手を挙げお勘定。
こういう潔さと懐の深さは好感物。それか、女
なら他にも沢山いるしねという余裕か。

そして僕は見た。
バインダーに挟んだ黒いクレカを。

こんなに条件が揃う事、滅多にないんですけど
これも引き寄せの法則なんですかね。
僕がせっかくポジティブに引き寄せたのに・・
ご本人がネガティブだと、せっかくのチャンス
も見す見す逃すという結果です。

もったいない・・・
ああ、勿体無い。

まとめ?

帰り際の駐車場。白のマセラティーを指さして
「これ、さっきの人達が乗ってきた車だよ」
と伝えると、二人は「えっ!」と、とても残念
そうです。それに相手には、別に不満どころか
イイなと思っていたそうでございます。

ただ、自分には無理と勝手に決めつけていた。

後になって「○○君、あの人たちのメアドとか
交換した?」などと言っても後の祭りです。
改めて「こじれている」なあと感じてしまいま
した。

もっと、素直になればいいのにね。

でも、さきほどの男性グループも、一番真面目
そうで奥手な人の為にナンパをセッティングと
いうシチュエーションだったと聞きました。
(フォロー中の話)

なるほど、めんどくさいのは男も女も一緒なん
ですね。

最後に、申し訳ないのでネタバレしたところ、
「マジかよ!」と驚きながら笑って頂き、その
上快く奢ってもらいました。

今回の密着取材で、なんとなく色々な問題点が
見えてきた気がします。
次回は、こじらせ女子(男子も)の治し方につ
いて書いてみたいと思います。

 

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